【TFA】

（2）そして、4冊分が印刷された表紙の紙を大きな包丁のような刃でザクッと断裁して1冊分ずつに切り分けていきます。カットしていく姿は大胆ですが、細かいズレがないように気をつけて行う繊細な作業でもあります。
このあと、表紙と扉、中紙を合わせていきます。

（3）中紙は、書くことに特化して作ったオリジナルの紙、MD用紙クリームです。
インクのにじみ具合、乾きやすさ、裏抜けがないか、さらに、書き味や、風合いなどの質感を追求して作られている紙です。
ちなみに、MD用紙とはミドリダイアリー用紙の略。ダイアリーのために1960年代に生まれました！

（4）そして次の工程は、ステッチャーマシーンと呼ばれる製本機に、表紙、扉、中紙をそれぞれきれいに揃えてセットします。スタートすると棚の順番に自動的に紙が送られていきます。

（5）機械のなかで、表紙、扉、中紙が合わせられ、背中の２ヶ所にステッチを入れて綴じます。
ステッチャーマシーンは、ページ数にもよりますが、1時間で3000冊～5500冊作ることができます。
写真の窓から中を覗くと目のまわるようなスピードで作られているのがわかります。
そしてステッチ留めが終了すると、縦横3方向が断裁されてノートの端をきれいに揃えます。

（6）どんどん機械から出来上がったノートが送り出されてきますが、最後にはすべて人の手によって入念なチェックが行われています。折れていたり、曲がって仕上がってしまったノートを取り除き、良品だけを袋に詰めて出来上がりです！

こちらが出来上がったノートリフィルたち。
このような工程を経て、みなさまのもとへ旅立っていきます！

そして、本日11時からは、ハワイをテーマにしたトラベラーズファクトリーのラインアップ「Hawaiian Collection」の発売です！「Hawaiian Collection」のラインアップにあるリフィルたちもパンナムと同じように流山工場でステッチャーマシーンを使用して作っています。
ウクレレやアロハシャツなどハワイのアイコンをデザインしたマスキングテープにコットンバッグ、ハワイを拠点とする航空会社、ハワイアンエアラインとのコラボレーションアイテム、さらにアロハシャツブランド、コナベイハワイのアロハシャツの柄をプリントしたノートリフィルなど、手にするだけで、ハワイの暖かく穏やかな空気を感じられるノートとカスタマイズアイテムです。こちらもよろしくお願いします！

Hawaiian Collectionはこちらから
※こちらのURLは本日11時よりご確認いただけます。

流山工場では、たくさんの機械を使用していますが、やっぱり大切なのは人。最後には必ず人の目を通して確認をしています。
色々な人の努力や工夫があり、良いモノを提供したいという共通の気持ちを持って製品作りを行っています。
今回は、ノートリフィルの製造工程をご紹介しましたが、今後もいろいろご紹介していく予定です。ぜひお楽しみに！

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