沢野ひとし x トラベラーズカンパニー

イラストレーター・エッセイスト・絵本作家の沢野ひとし著『ジジイの文房具』（集英社クリエイティブ）の出版を記念し、沢野ひとし×トラベラーズカンパニーによるコラボレーションリフィルを作りました。また、あわせて3月27日よりトラベラーズファクトリー中目黒で、『沢野ひとし展』を開催します。

沢野ひとしさんは、1976年の創刊より『本の雑誌』の表紙と本文イラストを担当、さらに椎名誠氏の著書をはじめ多くの本の挿絵を担当しています。また、登山愛好家としても知られ、山岳をテーマにしたイラストエッセイなども数多く出版。独特のタッチで描かれた温かいイラストと、ロマンチックで忌憚のない文章に魅せられるファンも多くいます。

この度、『ジジイの片づけ』、『ジジイの台所』に続く「ジジイ」シリーズ第三弾として、『ジジイの文房具』が、集英社クリエイティブより出版されます。さまざまなモノにこだわりを持つ沢野さんは、なかでも文房具への思い入れが強く、その魅力が情緒たっぷりのエピソードとともに綴られています。イラストも多数掲載され、読むほどに思わず笑顔になり、文房具への愛着も深まるような本です。また初回のみの数量限定になりますが、沢野さんが直筆のイラストとサインを入れてくれました。

コラボレーションによるリフィルの表紙には『ジジイの文房具』掲載のイラストを活版印刷で表現。中紙は、沢野さんお気に入りのジャバラのリフィルです。沢野さんの温かいイラストと活版の風合いが、手書きで何かを表現することを喚起してくれる、そんなリフィルに仕上がりました。また、あわせて書籍『ジジイの文房具』も販売しています。文房具が好きな方や、手書きで表現することが好きな方には、ぜひ読んでほしい本です。リフィルと一緒に手に取っていただけたら嬉しいです。

沢野ひとし x トラベラーズカンパニー
トラベラーズノートリフィルジャバラ沢野ひとし　704円（税込）

沢野ひとし展の開催を記念し、コラボレーションリフィルを作りました。表紙には『ジジイの文房具』掲載のイラストを活版印刷で表現。中紙は、沢野さんお気に入りのジャバラです。

沢野さんの温かいイラストと活版の風合いが、手書きで何かを表現することを喚起してくれる、そんなリフィルに仕上がりました。

水彩にも適した厚めの紙を使用しているので、ドローイングやコラージュはもちろん、フォトアルバム、集めたチケットやラベルのコレクションシートに。また、広げて俯瞰できるので、旅の行程や年間計画表、アイデアシートとして使うのもおすすめです。

活版で印刷された沢野さんのイラストを眺めているだけで、思わず笑顔になってしまいます。

こちらは沢野さんご愛用のトラベラーズノートのジャバラリフィル。「沢野ひとし展」では沢野さんが実際に使っているリフィルも展示いただく予定です。

『ジジイの文房具』(集英社クリエイティブ)　1,870円（税込）

老若男女を問わず清々しく暮らすための片づけエッセイ『ジジイの片づけ』、日々の活力源である食と料理について綴った『ジジイの台所』に続く、おなじみの「ジジイ」シリーズ第３弾！

長い人生、たえずそばにあるペンや紙などの文房具。
子どもの頃に使っていた鉛筆や消しゴム、世界の国々に思いを馳せた地球儀、母親の裁縫箱にあった分度器、大人になり奮発して買った万年筆──著者の思い出を紐解きながら、私たちの身の周りにたたずむ文房具の魅力と“手書き”の喜びを綴るイラストエッセイ。文房具と過ごす時間が愛おしくなる、18編＋15のコラムを多数のイラストとともに掲載。

沢野ひとし（さわのひとし）
Sawano Hitoshi
イラストレーター・エッセイスト・絵本作家。1944年愛知県生まれ。児童書出版社勤務を経て、書評誌『本の雑誌』創刊時の1976年より表紙と本文イラストを担当。山岳をテーマにしたイラストエッセイで人気を博す。1991年、第22回講談社出版文化賞さしえ賞受賞。著書に『鳥のいる空』（集英社）、『さわの文具店』（小学館）、『中国銀河鉄道の旅』（本の雑誌社）、『ジジイの片づけ』『ジジイの台所』（集英社クリエイティブ）、『人生のことはすべて山に学んだ』（角川文庫）、『真夏の刺身弁当　旅は道連れ世は情け』（産業編集センター）など多数。